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コラム【企画会議室】

VOL.01 全世界の工業化と過剰生産の危機

20世紀が偉大な科学の進歩を遂げ、人類は非常に豊かになったが如くの錯覚をしている。確かに一部にはその恩恵に預った部分はある。しかし、昔日から人類が大切にしてきた文化、伝統、風習をどれだけ粗末に扱って風化させたり、失わせたことだろう。このことにより人類の心の様相まで荒んだものになってしまった。家庭、社会、国家等が利権と権力という価値観で、ものを計り出した為、ある種の特権階級の傘下の界の中でしか人生の大半を行動しなければならないという制約を受ける羽目に陥ったのである。その上多大な公害で人類の住居である地球に自らの手でし、大切な自然を破壊し、再生が不可能に近い状態にならしめてしまった。更に交通、通信、コンピューターの著しい発展により、政治、経済が地球規模で動き出し、国家も企業もスケールメリットとシェアー争いにしのぎを削り、才分の余地もなく陣地争いをしているのである。

5大陸の内、アフリカと南米を除いては、殆どがその中で何らかの役割を果たしているのである。しかし、これも時間の問題で、既にこれらアフリカ、南米にもその足跡が忍び寄っている事は、それに携わっている人々の周知の事実である。これを推し進めれば、20世紀に人類が犯した間違いを21世紀では更に大きな切り傷をつくり、全く修復不可能となり、更には人類の破滅へと繋がるのである。何故なら、1家庭で2台のテレビ、2台の車だけで充分なところへ、200台ずつの生産ラインが地球上に存在したなら、企業倒産を招き、国家の消滅、資本主義の崩壊へと一挙に向かうことは確実であるからだ。

我々に与えられた地球のスペックははっきりと決まっている。それに合わせた付き合いをしなければならない。適切な人材、適切な生産、適切な土地利用、全ての面で調和のとれた行動をとらなければならない。もし、前述のような巨大企業が数社で人類の需要と供給をコントロールした場合、その他の人類は彼等の奴隷として位置付けられる。現在は、確実にその方向に向かって進行しており、非常に危険な状態である。いち早く、国連がこの事を認識し、絶対適切な処置をとるべきである。又各国首脳も、即座にこれに関しての規約を作成し、調印し、厳守すべきである。そして人々が常にこの行動が正常であるかを監視し続けなければならない。

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